元・散財家Aが語る「もっと早く始めていれば…」の後悔と再出発
こんにちは、Aです。
今回は少し恥ずかしいお話をさせてください。私自身の過去のお金の失敗、いわゆる“散財”エピソードについてです。
私は50代でようやく資産形成に向き合い始めましたが、それまでは「稼いだら使う」が基本姿勢。計画的な貯蓄や投資とは無縁の、典型的な“散財家”でした。
この記事では、その過去を振り返るとともに、今だからこそ伝えられる「リアルな資産形成との向き合い方」を共有したいと思います。
「使うために稼ぐ」だった散財家時代
いまではNISAやDCを使ってコツコツ投資を続けていますが、ほんの数年前までは完全に“消費至上主義”でした。
たとえば、車。独立後たった10年くらいの間に、成功者のシンボルとも言えるドイツ車を新車で7台も乗り継ぎました。「経営者なんだから、見た目も大事」なんて自分に言い聞かせてましたが、今思えば完全に浪費です。

広告費、最新の備品、よくわからないリース契約。必要かどうかを慎重に吟味することなく、「とにかく導入してみよう」とお金を使ったり、自己投資が何より大事と考え高額セミナーに参加するため毎週のように全国を飛び回っていました。
売上が伸びても、支出もどんどん増える。そんな状態に自分で自分を追い込んでいたのです。

心の奥にあった見栄と不安、そして無知
なぜ私はそんなに散財してしまったのか。冷静に振り返ると、次の3つの要因があったように思います。
見栄と承認欲求
「成功している自分」を周囲に見せたいという思いが強く、高級車や高額な出費で“自分の価値”を証明しようとしていました。
ストレスからの現実逃避
経営のストレスや不安から目を背けるため、買い物が一種の“麻酔”のような存在になっていた節があります。
お金への無知
資産形成の知識がなく、何をどうすればいいかも分からず、目の前のお金を“とりあえず使う”しかなかった。会社と個人の財布を分ける意識すら曖昧でした。
今思えば、「お金との正しい向き合い方」を知らなかった。それが最大の原因だったと感じています。
「もっと早く始めていれば…」という後悔
たとえば、毎月10万円だけでも20年前から積み立てていたら?なんて後悔することもあります。車だけでもその数倍は使ってきました。
今から振り返ると、「時間」は本当に貴重な資産でした。その時間を無駄にしてしまったことに、正直なところ大きな後悔があります。
とはいえ、今さら悔やんでも仕方がない。だからこそ、50代の今、「巻き返しの15年」に本気で取り組むと決めたのです。

「社長」である自分の資産形成スタンス
ここでひとつ、はっきりお伝えしておきたいことがあります。
浪費を肯定するわけではないのですが、生活費を除いた“すべて”を投資に回すような極端な節約スタイルには共感できません。
たしかに資産形成は大切です。でも、それと同じくらい「今を楽しむ」ことも大切だと思っています。なぜなら、私は社長。自分で時間をコントロールし、自分で人生の設計図を描ける立場にあるからです。
もちろん、無計画にお金を使っていたあの頃には戻りません。だけど、趣味も、家族との時間も、美味しいご飯も、ちゃんと楽しみながら目標に向かって進む。そうじゃないと続かないし、続ける意味もないと思うのです。
「生活費を削ってまで投資する」のは、それを望む人がやればいい。でも、私たち経営者には、私たちなりの“等身大のやり方”があるはずです。私はそれをこのブログで証明していきたい。

散財を経て変わった、お金との向き合い方
過去の失敗から学び、今の私はこういうルールでお金と向き合っています:
会社と個人の財布は完全に分離
「予算を立ててから使う」を習慣化
「欲しい」と「必要」を見極める癖をつける
まず先に未来の自分にお金を振り分ける
学びを止めず、時には専門家にも頼る
当たり前のようで、実はすごく難しい。でも、この習慣が定着してから、お金の不安が驚くほど減りました。
「失敗から始める資産形成」だってアリだと思う
今の自分を支えているのは、あの苦い過去です。
だからこそ、今では「積立を決めて、ぶれずに続ける」「感情に流されず、ロジックで判断する」ことを徹底できるようになりました。
人は過去を消せません。でも、未来を変えることはできます。だから私は、これからも自分のペースで、今の生活も思い切り楽しみながら資産形成を続けていきます。
一緒に、自分らしい資産形成を始めよう
この記事を読んでくれているあなたも、もしかしたら「もっと早く始めればよかった…」と感じているかもしれません。
でも、大丈夫です。やり方次第では今からでも十分に間に合いますよ。
このブログは、散財家だった私が、資産形成に本気で取り組む様子を“リアル”に綴る場です。成功も失敗も、包み隠さず共有していきます。
社長である私たちだからこそできる、自分らしいやり方で。過去に縛られず、未来を楽しみにしながら、歩いていきましょう!
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